2日目は、雨のち晴れ

低気圧は夜半に通過し、激しい雨も朝にはほぼ上がっていました。
8月13日、大会2日目の第1レースは、定刻通り午前10時にスタートです。

参加11艇中最大の〈BENGAL7〉(Humphreys 54)が、スタートからそのスピードにものをいわせ、グイグイと前に出ます。
オフショア・ロングレースでその名を轟かせる〈BENGAL〉チームですが、今回は邨瀬愛彦オーナー自ら舵をもつオーナーヘルムでインショアレースに挑戦です。

宮城県から参加の〈MYSTIC-X 〉(FARR40改)も餅啓一オーナーが舵を持ち、昨年の三浦大会から続けての出場。また、地元東海の〈Sparky Racing〉(C&C30)は、鈴木順之介オーナーがメインセールトリムとタクティクスを担当し舵は弟の鈴木順之、加えてオーナー夫人の鈴木里枝がランナーと、兄弟夫婦で乗り組みます。

そして、初日3位につけている〈SWING〉も、やはりオーナーヘルム。
昨日の記事で「ノースセールの中村匠がタクティシャン」と書きましたが、タクティシャンは関西大学ヨット部OBの木山典彦、27歳。若いチームの若い司令塔です。中村匠はメインセールトリムを担当、と、昨日の記載は誤りでした。お詫びして訂正します。

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雨は完全に上がり、艇団が2レース目の風上マークに差しかかる頃には青空が見えてきます。

サクサクと2レースを消化した後、じっくりと風の振れを見極めてから、14時45分にスタートしたこの日の3レース目(第6レース)で、オーナーヘルムの〈BENGAL7〉が修正1位となりました。
歴戦のベンガルクルーが脇を固める最大艇でのファーストホームはまあ当然といえば当然ですが、ハンディキャップ戦ゆえ修正1位はなかなか難しく、この結果に邨瀬オーナーもご満悦です。

兄弟夫婦船の〈Sparky Racing〉も、最新の30ftレーサー独特のポテンシャルを引き出すのに苦戦しているようですが、この第6レースでは7着9位と健闘します。

そして、優勝戦線に並ぶオーナーヘルムの〈SWING〉は、1位-5位-3位とこの日もスコアをまとめました。

対して〈光風〉は2位-2位-8位と第6レースでスコアを落としますが、ルールによりインショアレース5本が成立した時点で捨てレースができるため、3位-1位-5位の〈KARASU〉と同点首位をキープ。〈SWING〉もわずか1点差でこれに続きます。〈光風〉、〈KARASU〉、〈SWING〉による三つ巴の接戦は大会3日目に続くことになりました。

こうして、大会2日目も3レースが成立。
大会規定により、明日14日のディスタンスレースが成立すれば全7レースとなり、最終日を待たずに大会終了となります。三河湾内の3つのマークを巡る約30マイル~50マイルのディスタンスレースが、最終決戦の場となるわけです。

スタートは午前9時が予定されています。
続きはまた明日。

(8月13日、レポート/高槻和宏、写真/中嶋一成、記事構成/JSAF広報委員会)