セレブレーション

上位3艇の三つ巴戦は〈SWING〉の逆転勝利で決着がつきましたが、その影では4位以下の争いも激化。着実にポイントを重ねている荻須文一オーナーの〈PARAPHRENIAN〉(First40.7)や、第6レースで2位に入った奥井光明オーナーの〈SEA FALCON〉(X35)などの活躍で、実はこちらも熱をおびていました。

そしてこちらも、最終14日のディスタンスレースが決戦の場となります。

インショアレースでは風向に合わせてコースが設定されますが、既存のブイを用いるディスタンスレースではその日のコンディション次第。リーチングとなる確率も高くなります。となると、艇種毎の得手不得手も出てくる訳ですが……

結果としては、青山耕三オーナーの〈GUST〉(Ker40)がなんとか逃げ切り、総合4位に。
このレースを2位と快走した〈BENGAL7〉ですが、僅か1点差で5位。
そして河本二郎オーナーの〈ESPRIT〉(Carkeek 40 Mk2 GP)も〈BENGAL7〉と同点ながらタイブレークで6位となりました。

最終成績は→こちら

さて、優勝した〈SWING〉チームとは? 勝因は? そのとき〈KARSU〉に何が起こったか? 
詳しいレポートは、9月5日発売の『Kazi』10月号に掲載予定です。
お楽しみに。

        ※      ※

8月15日。表彰式も滞りなく終え、日本セーリング連盟の単独主催となった「全日本外洋ヨット選手権大会 Japan Cup 2015 (ジャパンカップ2015)」は、無事終了しました。

“わずか11艇”ではありますが、準備万端の大型艇がしのぎを削るそのスタートシーンやマーク回航のアクションなどは、実際に見ると迫力満点。
外洋艇レースの頂上決戦という名に恥じないビックイベントと言い切っていいと思います。

最後に、大会実行委員長、レース委員長、そして来年の開催地であるJSAF外洋内海会長からコメントをいただいたので掲載させていただきます。

■大会実行委員会 坂谷定生委員長:
JSAF主催としての「ジャパンカップ2015」は、多くのスタッフの皆さんの協力のもと、事故もなく、全レースを消化して終わることができました。関係者に改めて御礼を申し上げます。
JSAFとしては、今回のシステムをベースに次回の関西大会に向けてより良いレースを目指していきたいと思います。

■ジャパンカップ2015レース委員会 三浦信郎委員長
初めてのJSAF主催ジャパンカップでしたが、開催地のJSAF外洋東海とJSAF専門委員会が協力し、運営チームを構成しました。若いメンバーを、専門委員会の経験豊富なメンバーが補強し情報を継承していく体勢が整いつつあります。
参加の選手の皆様、運営の皆様のおかげで無事成功したことに感謝し、レース委員長のプレッシャーから解放されたことにほっとしています。今後も、選手に近い意識で運営するレースを増やしたいと考えています。

■JSAF外洋内海 妹尾達樹会長:
来年は夏の関西開催が決まっています。様々な調整はこれからですが、外洋内海としてもJSAFと協力して、甲子園の熱気と共に外洋艇レースの最高峰である「ジャパンカップ」の注目度アップを目指します。
(8月15日、レポート/高槻和宏、写真/中嶋一成&レース実行委員会、記事構成/JSAF広報委員会)