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その他 Archive
第26回三河湾周遊レースIRC部門優勝艇Paraphrenianからの投稿
- 2018-04-09 (月)
- その他
お花見レース参戦記 シーズン開幕戦
PARAPHRENIAN 水越英次
エイプリルフール&年度始めでクルーの都合が付かず5人でエントリー
前日クルー有志は夜桜を楽しみいい気分。
パラフレニアンはクルー絶賛募集中!!!です。
早朝の回航出発!と同時にビールとしたいけどガマン、西浦にピンクの帯が見えてます。
ラグナで無風 大島で255°8kt 西浦で265° 風が冷たい寒い
東海マリーナ着、スキッパーが暗い顔で「おれ仕事でトラブってて今から会社に行くわ!」 エッーーーー フルクルー仕様の40ftを4人!! その場でクルーのナンパを遂行。誰にも相手にされず、仕方なくドーするか?ミーティング。「まー何とかなるさ~~」
西のレースに逃げた気象予報士ジローくんからLineで「今は北西風が回り込んだ風、昼頃から南風、等々」のアドバイス
スタート前に4人仕様での練習は無し、ぶっつけ本番!です
スタート!リミット寄りのスタートTWD235°
4人となって感覚が分からず出遅れます。慣れないヘルムと時々メイントリムも兼ねてるんで蛇行に次ぐ蛇行、コースも南に出して失敗、私のミスですごめんなさい。
三河湾観測ブイ#1は3番手 後の艇も近い
回航前から決めていた通りに即タック(Laylineに近い、南のいい風はしばらく無いと判断、など)回航時は全員が一人二役で大変ですがトラブル無く回航。今日のバウマン、ゼイゼイ言いながら生き生きしてます。
クローズでは3人ハイクアウト、ヘルムスマンは足でヘルム、両手でメイントリムです。HDG275° TWD230° BS6.5-6.8kt
そのままスターボで伸ばしている艇が多数。なんで?どうして???
西浦の横でTWD220ー225°にシフト、HDG265ー270°もうほぼLayline。
いい風、雲も無く日差しは暖かい、セーリング日和です。気持ちいいーーーー
やはり、右が伸び始め後続を引き離します。ジローくん予報◎!!
佐久島回航は、ヘルム、メイン、+タブレットでチャートも見ます。スマホチャートを見てるオーナーからも適時アドバイス。
オーナーにヘルム交代、波ヶ崎でSPINをup、暗礁をクリアしジャイブ。アッ人手が足りない。わーわー言いながらも、「なんとかなるネー」HDG80°
佐久島ブランケット抜けたら、1D35は豆のよう、その後は…………霞んでよく分かりません。あまり記憶に無いぐらいのダントツTopです。
少人数のクルーワークにも慣れてきた頃にレースは終わりぃ~
フィニッシュ手前で前から風が落ち、コースミスもあり少し追いつかれたが…、ダントツでファーストフィニッシュ&優勝を飾ることが出来ました。
軽風レースでの優勝は久しぶり。風がもう少し強かったらジャイブ出来ず、弱くても苦手な風域へ突入。ほんとにラッキーなコンディション、そして4人全員が集中力を切らさず頑張りました!
気持ちよく帰りの回航へ 早起きと少人数での疲れが押し寄せ半分は夢の中。
来年は、「三河湾お花見レース」と改名して、レース+前夜祭&お花見も、みんなで楽しみましょうよ。
Paraphrenian写した写真
第26回三河湾周遊レースTRS部門優勝艇Mossy-Tieからの投稿
- 2018-04-07 (土)
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第26回三河湾周遊レース参戦記
MOSSY-TIE 近藤幸宏
4月初日、街中では例年より早く満開を迎えた桜がそよ風に吹かれ、ちらほら舞い始めていた。僕は、初夏を思わせるような清々しい朝、艇長会議が行われる日産マリーナ東海へ車で向かった。艇の回航チームは、陸とは違って芯から冷え込む海上を、夜明けとともに走ってきた。
この日のレース海面は、波も穏やかで南西の風が入り、絶好なレース日和となった。スタートは、混戦を避け中ほどより抜け出し、西浦半島沖でスピンアップ、第1レグはトップで通過。豊橋観測1号ブイを回航後、第2レグは佐久島までの上りで、昨年苦い思いをした右海面でなく左海面(渥美半島側)を選択した。今回は、OP級ナショナルチームの選考会入りをしている蜂須賀啓介君が乗艇していた。右海面を走る艇を見て父親に「あっちの方が伸びてる」を連呼していたが、聞き入れる事はなかった。結果、徐々にヘッダーの風が入り、佐久島手前でIRCクラスのトップ艇に先行を許す結果となってしまった。
第3レグは、佐久島からフィニッシュまでのレグでクォータリーの風。佐久島回航直後には先を行く艇に大きく差をつけられたものの、スキッパーも集中力を切らすことなく、スピンチェンジ・トリムをしながら風を拾い走り切り、フィニッシュ時には2分程度の差まで縮めていた。後続艇はさらに風が落ち、苦労をしていた様子で、結果として修正後もTRSクラスでトップを取ることが出来ました。
MOSSY-TIEは現在の1D35へ乗り換え3年目となりますが、レーティング通りの走りがなかできずに、今一つ成績が残せていないなかでのクラス優勝は本当に嬉しく思います。
モシタイから写した写真
新年度に向けての会長あいさつ
- 2018-03-29 (木)
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ごあいさつ
JSAF外洋東海会長 坂谷定生
桜も満開となり、少し早い春の訪れとなっておりますが、いよいよヨットシーズン到来で、当地では早々と新年度初日の4月1日に26回目の三河湾周遊レースが開催されます。会員の皆様方におかれましては、レース志向のチームはこのレースを皮切りに年間レース計画を樹て、突き進んでいかれるだろうし、クルージング派の方々は日帰りクルージング、あるいは遠征と楽しく思いを巡らせておられると推察いたします。
2017年度は年間レースを計画通り事故やトラブルもなく終えることができ、ご協力いただいた蒲郡市様をはじめ、周辺のマリーナ、ヨットクラブの方々や、レース運営に携わっていただいたJSAF外洋東海のスタッフに感謝申し上げる次第です。
さて、皆様ご存じのように、約1カ月後には5回目の「沖縄-東海ヨットレース」のスタートを迎えます。今回は地元2艇、関東3艇、関西1艇の6艇のエントリーです。この中でも東海のMonday Nightと関東の1122TREKKEEの2艇は第1回から5回連続の参加となり、貢献度は素晴らしいものがあり、私としても大変ありがたく敬意を表するところであります。
その後には外洋東海を代表するパールレースが今年で59回を迎え、次回はいよいよ還暦の回数となります。以前から外洋レースの登竜門といわれながらこれまで続いてきたわけですが、長く継続することに大きな意味があると思っています。昨年小笠原レースが復活しましたが、全国ではまだまだ長距離外洋レースは少ないのが現状です。これらを継続して守っていくことが外洋系団体としての役割の一つと考えていますので、JSAF外洋東海におきましては力のある限り、この二大外洋レースを守っていきたいと考えていますので、今後ともご協力の程お願いいたします。
ここで私ごとになりますが、いろいろ事情もありまして今回3回目のJSAF理事選挙に立候補し、先般当選させていただきました。今後の2年間が理事としては最後の務めとなりますが、精一杯務めさせていただきますので、よろしくご支援、ご協力の程お願い申し上げます。なお、外洋系の中部水域理事につきましては外洋駿河湾と調整し、引き続き大島副会長が就任することになりますのでこのこともご了知の程お願いします。
再び東海の方に目を向けますと、各フリートやヨットクラブにおいては各々がそれぞれレースにクルージングにと楽しまれていることと思いますし、特に関係の深いクラブ間の交流については盛んに行われていると聞き及んでおります。外洋東海主催交流事業のクルーザーミーティングについては、昨年に引き続き三谷漁港での開催を計画しておりますので、MCCのレースへの参加も含め多数参集されんことを期待しております。
今回会長としての年度当初の「ごあいさつ」をHPに掲載することとさせていただきました。これまでは「TELL TAIL」に臨時総会報告と共に印刷物として皆様方に配布させていただいておりましたが、これでは総会から時間が経過してしまいNEWSとは言えない状態でした。現在HPには総会議事録及び中間事業報告、収支状況等の資料が掲載されていますが、これは総会後直ちに掲載したものです。これからは情報としていち早く開示するよう、またいろんな情報を的確に発信するよう心掛け、HPを活用していくことにしたいので、「TELL TAIL」については発行を終わらせたいと存じます。このため、年度当初の会長「ごあいさつ」は今回のようにHP に掲載させていただきますので、ご承知おき下さるようお願いいたします。
最後になりましたが、皆様方のご健勝と今年一年の安全で楽しいヨットライフを祈念しご挨拶とさせていただきます。
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