第31回五ヶ所湾合同レース帆走指示書 2006.04.27  

            第31回五ヶ所湾合同レース帆走指示書

                                  主催 JSAF外洋東海
                                  主管 衣浦武豊フリート
                                     衣浦ヨットクラブ
                                      五ケ所フリート
                                ヴィーヴルオーシャンクラブ

                [スケジュール]

事前出廷申告   IMS部門、ORCクラブ部門の参加艇は4/28(金)12:00(連休の為)まで
にEメールまたはFAXでJSAF外洋東海事務局へ申告すること。
出艇申告・体重チェック(IMS部門、ORCクラブ部門)
         5/2(火) 19:30縲怩Q1:00 
艇長会議            20:00縲怩Q1:00 必ず1名出席のこと
                於:衣浦ヨットクラブ クラブハウス
スタート予定時刻 5/3(祝) 02:00
タイムリミット  5/3(祝)16:00
参加料      JSAF登録艇・クラブ会員所属艇 22,000円
         上記以外の艇           24,000円
          いずれも事前振込み。パーティ費4名分含む

乗    員   ・IMS部門は4名以上でレーティング証書記載の総体重以下
          ・ORCクラブ部門は4名以上でレーティング証書記載総体重の
          110%以下
         ・オープン部門は、4名以上で船検定員以下
パーティ     5月3日 16:00(予定)VOC・志摩ヨットハーバーにて開催
         1名 3,000円 5人目からのの分は出艇申告時に申し込みを
          受付けます。
        ★引き続きコンサートが屋外で開催される予定です。

        第31回 五ヶ所湾合同レースの無線通信について
                                 JSAF外洋東海 通信委員会

 国際VHFch74と携帯電話で「ちたよっと」からロールコールを行います。

★国際VHFはラジオチェック  5/3  01:00
 以後 5/3 03:00  06:00  09:00  12:00  15:00
    に「ちたよっと」から呼び出しますので各時における現在位置を報告して下さい。

★携帯電話はラジオチェックはしません。
 各艇から 5/3 03:20  06:20  09:20  12:20  15:20
    の各時における現在位置を「ちたよっと」無線局(下記まで)報告して下さい。

 レース展開により、15:00以前でもロールコールを終了する事があります。

また、国際VHFは「ちたよっと」の伝搬状態のチェックのため、上記以外の時間にもできるだけ、ワッ
チ、交信をお願いします。
「ちたよっと」無線局  TEL&FAX 0569竏窒U3竏窒O944

                 [帆走指示書]
1.適用規則
 IMS部門:
  セーリング規則(RRS)2005-2008、JSAF外洋レース規則2000、IMSルールおよび
  レギュレーションズ2006、JSAF特別規定(JSR)2005-2006、JSAF外洋東海2006
  年度レース公示、当該レース公示および本帆走指示書とする。
 ORCクラブ部門:
  セーリング規則(RRS)2005-2008、JSAF外洋レース規則2000、ORCクラブルール、JSAF特別規
  定(JSR)2005-2006、JSAF外洋東海2006年度レース公示、当該レース公示および本帆走指示書とす 
  る。
 オープン部門:
  セーリング規則(RRS)2005-2008、JSAF外洋レース規則2000、TSF方式、JSAF外洋東海2006年
  度レース公示、当該レース公示および本帆走指示書とする。
  全部門共、本帆走指示書により変更された上記規則の規定は除かれる。

2.責任の所在
 1)艇と乗組員の安全の確保はオーナーの避けられない責任であり、オーナーは、所有艇が十分に艤装さ
   れ、かつ、必要な耐航性を保ち、荒天の海にも適した経験豊かなクルーを乗り組ませるようにしなけ
   ればならない。
   オーナーは、船体、スパー、リギン、セールおよび全ての備品を確実に整備し、また安全備品が適正
   に維持格納され、それ等の使用法と置場所を乗組員に熟知させて
   おかなければならない。
 2)乗組員は、自己の責任に於いて自身の安全を確保し、落水等のないよう努め、かつ、艇と乗組員の安
   全の確保に努めなければならない。
   乗組員は、荒天の海にも耐え得る精神力と体力を養い、かつ、操艇または作業ができるよう技術を磨
   き、また全ての装備および安全備品の使用法と置場所を熟知するよう努めなければならない。
 3)何れの艇に乗るか、またレースに参加するか否かは全て各乗組員の責任のみで決定される。
 4)レース艇がスタートするか否か、またレースを続行するか否かは、全て各艇の責任のみで決定され 
   る。
 5)参加艇や乗組員の事故(死亡、障害、沈没、破損等)、および第三者に与えた障害に
   ついては、JSAF並びに主催団体は如何なる責任も負わない。

3.参加資格
 1)参加艇はJSAF登録艇、非会員艇(オープン部門だけ)のいずれも参加できる。
 2)部門別
    IMS部門:
     IMSレギュレーション第1章及び第2章を満たし、かつIMSの有効な2006
     レーティングを所有している艇でJSAF特別規定(JSR)に基づき、カ
     テゴリー4以上の確認を済ませ、登録されている艇。
    ORCクラブ部門:
     有効な2006ORCクラブレーティングを所有している艇でJSAF特別規定(JSR)に基づ 
     き、カテゴリー4以上の確認を済ませ、登録されている艇。
    オープン部門:
     日本小型船舶検査機構の検査証を所持していること。ハンディキャップ(TSF)はレース委員
     会が決定する。
 3)乗員
    ・乗員は全部門共4名以上で、
   イ)IMS部門、ORCクラブ部門は全員が、JSAF外洋の会員であること。
     ファミリー会員、準会員も会員扱いとする。IMS部門、ORCクラブ部門ではオーナーが乗艇
     している場合、オーナー権利として、非会員2名を会員扱いとする。
   ロ)オープン部門に参加する場合、乗員のうち1名は外洋ヨットレース規則の理解を深めるためJS
     AF外洋の会員であること。但し、JSAF登録艇、クラブ会員所属艇は除く。

4.出艇申告・体重チェック・艇長会議
  事前:出艇申告 4月28日(金)12:00までにEメール又はFAXでJSAF外洋東海事務局へ
     申告すること。
  IMS部門、ORC部門は計測証明書もFAXすること。
  当日:出艇申告 5月2日(火)19:30縲怩Q1:00 衣浦ヨットクラブ
                              クラブハウス
   体重計測  (IMS部門・ORCクラブ部門) 当日の出艇申告時に体重チェックを行います。
         写真付の本人を証明するものを持参。

   艇長会議   5月2日(月)20:00縲怩Q1:00 衣浦ヨットクラブ
                              クラブハウス
          各艇の艇長は必ず出席すること。事前出艇申告した艇は誓約書(事前にホームページの
         事前公式掲示板・レースエントリーから取れる方は取って下さい。)にサインして提出
         すること。

5.競技者への通告
  事前:レース4日前の4月28日10:00縲怩P2:00の間にホームページを必ず見ること。
     最終掲載時間は4月28日(金)10:00とする。
  当日:衣浦ヨットクラブ クラブハウスに設置する公式掲示板に掲示される。
     公式掲示板、確認時間  5月2日(火)21:00

6.インスペクション
 レース委員会は、事前(当日の出艇申告受付時より)、事後(各艇フィニッシュ後20分まで)を含めて
 参加艇がレースの条件に適合しているかをチェックする権限があり、艇の責任者はそれを拒否できない。

7.レース日程
 スタート予告信号予定時間  5月3日(祝) 01:50

8.コース
 スタート S(衣浦港口沖)竏忠ォの瀬(反時計)竏註_島西竏窒e(五ケ所湾口)約50海里
 (注)1.伊良湖岬竏註_島竏宙ノ勢湾灯標No3を結ぶ範囲への進入を禁止する。
    2.的矢湾口(1)、大王崎付近(2)(3)、麦崎沖(4)のすべての定置漁網の内側
      の航行を禁止する。但し、布施田水道(5)の定置漁網は除く。
    3.スタート海面、コース図、フィニッシュ海面は別図参照。
    4.コース短縮は行わない。
9.スタート方法、及びスタートに関する信号
 1)スターティングラインは、衣浦港口沖の「      」付近に設置する。
   スターティングラインはポートの端となる「      」と、スターボードの
   端となる「        」のマストの間とし、「      」を右に見てスタートする。
   ポートの端となる「      」には赤色回転灯を、スターボードの端となる
   「     」には黄色回転灯を各々点灯する。
   スターティングラインはスタート信号後10分後に消滅する。
 2)レースは以下によってスタートする
   スタート 5分前(予告信号) 提灯1灯を掲げ音響信号一声を発する。
   スタート 4分前(準備信号) 提灯2灯を掲げ音響信号一声を発する。(1灯追加)
   スタート 1分前      提灯1灯を掲げ音響信号一声を発する。(1灯消灯)
   スタート時         提灯を消灯し音響信号一声を発する。

10.スタートのペナルティー
 RRS30.1 ラウンド・アン・エンド規則だけを適用する。

11.リコール(RRS29を以下と置き換える)
 1)個別リコール
   リコール艇が有った場合、音響信号一声を発し提灯1灯を点滅する。点滅の時間は全てのリコール艇
   がスタートライン、又その延長線のプレスタート・サイドに完全に入るまで、あるいはスタート信号
   後の5分間とし、その後消灯する。
 2)ゼネラルリコール
   スタート信号時にスタートラインのコースサイドにいる艇、もしくは規則30.1の適用を受ける艇
   を特定できない場合、またはスタートの手順に誤りがあった場合、レース委員会は音響信号二声を発
   し提灯2灯を点滅する。(5分程度)再スタートは原則として10分後とする。再スタートの6分前
   に音響信号一声を発し提灯2灯を点灯(10秒程度)する。

12.フィニッシュ
 フィニッシングラインは、五ケ所湾口入口のポートの端となる黄色のリミットマークとスターボードの端
 となるコミッティーボート「   」のJSAFエンサインを掲げたポールとの間とし、コミッティボー
 トを右に見てフィニッシュする。

13.タイムリミット
 5月3日(祝)16:00とし、それ以前にフィニッシュ出来なかった艇はDNFとする。

14.エンジンの使用
 1)落水者救助、遭難艇(船舶)救助、衝突回避、その他の緊急事態に対処するために、
   エンジンを使用することができる。但し、エンジンを使用した場合には、その状況
   (使用した目的・時間・場所等)について、フィニッシュ後レース委員会に速やか
   に報告しなければならない。
 2)投揚錨、排水および充電のためにエンジンを使用することができる。但し、この場
   合にはプロペラが回転しないようにしなければならない。
 3)スタート5分前以後はエンジンを使用してはならない。但し、スタート信号後10
   分経過してもスターティング・ライン付近に到達できなかった場合には、同ライン
   まで機走し、または曳航されることが出来る。但し、機走し、または曳航された場
   合には:
(1)帆走に移ってから360度回転した後、スタートしなければならない。360度
   回転を完了するまでは他のレース艇を妨害してはならない。
(2)その状況(使用した時間・距離等)についてフィニッシュ後レース委員会に
   速やかに報告しなければならない。

15.視界制限状態時の競技規則の例外
 スタート後、視界制限状態時の場合、RRS2章に代わって、海上における衝突予防の
 ための国際規則ならびに関係国内法が適用される。

16.プロテスト委員会
  河内 道夫  大島 茂樹  長坂 収  

17.抗 議
 1)抗議はRRS-61に従って行わなければならない。
 2)赤色旗を掲揚してフィニッシュし、かつ、抗議を提出する艇は、フィニッシュ後、
   その旨を本部船に直ちに報告しなければならない。
 3)レース委員会またはプロテスト委員会によるレース艇に対する抗議の通告は抗議締切時間内に公式掲
   示板により行う。
 4)抗議のある艇は、抗議書に記入して、自艇フィニッシュ後1時間30分以内にレー
   ス本部へ提出すること。抗議に関わる通告はVOC・志摩ヨットハーバーのレース
   本部(ボートハウス)前、公式掲示板により行う。

18.失格に代わる罰則
 1)RRS第2章に関わる規則違反についてはRRS44.3(得点ペナルティー)を
   適用する。
2)外洋レース規則ならびにJSAFが定める外洋レースに関わる規則(定)に違反した場合には、プロテ
  スト委員会の判断により、失格または所要時間に対し5%のタイム・ペナルティーが課せられる。
  但し、軽微な規則違反についてはプロテスト委員会の判断により罰則を課さないことがある。
3)RRS29.1およびRRS30.1に関わる規則違反については、5%のタイム・
  ペナルティを適用する。その場合には、レース委員会の抗議は必要としない。
4)岩礁・大謀網などから離脱する為にエンジンを使用した場合にはプロテスト委員会
  の判断により、失格または20%のタイム・ペナルティを課すことができる。

19.レース艇の義務
 1)出艇申告しスタートしない艇はレース本部へ直ちに連絡しなければならない。途中、
   棄権した艇又はタイムリミットにかかった艇も、レース本部にすみやかに連絡しな
   ければならない。電話による時は必ず艇の責任者がおこない、第三者に伝言を託し
   てはならない。
 2)事故のあった艇はすみやかに事故報告書をレース本部に提出しなければならない。
 3)海況に応じてライフジャケット、ライフベルトを着用すること。但し、日の出前は
   必ずどちらかを着用すること。

20.レース旗
 1)レース参加艇はJSAF所定のレース旗、又は各クラブレース旗をスタート5分前
   からフィニッシュするまで、もしくは棄権するまでバックステーに掲げること。
   その高さは1.5m以上とする。
 2)レースを棄権した場合にはレース旗を直ちに降ろさなければならない。

21.ハンディキャップ
 1)方式
  IMS部門:
   「オーシャンレース」を使用する。ミックスディヴィジョンレースとする。クルー
    ザーレーサーディヴィジョンにはDAを適用する。アコモデーションノンファイル
    ド艇にはTAの1%ペナルティを与える。
    エイジアローワンス(×2)を適用する。
  ORCクラブ部門:
   「タイムオンタイム」を使用する。ミックスディヴィジョンレースとする。
   アコモデーションノンファイルド艇にはTAの1%ペナルティを与える。
   エイジアローワンス(×2)を適用する。
  オープン部門:
   TSF方式により順位を決定する。
 2)修正時間は、秒単位迄を算出し、小数点以下を四捨五入する。
 3)修正時間が同一の場合には、IMS部門はGPHの大きい船を上位とし、ORCクラブ部門はTMF
   値の小さい艇を上位とする。オープン部門はTSF値の小さい方の艇を上位とする。

22.部門分けと得点(JSAF外洋東海2006年度レース公示)
   各部門は、2艇以上の参加をもって成立する。スタートした艇の数に関らず正規に
   完走した艇のみが順位による得点を得ることができ、フィニッシュしなかった艇は
   順位によらない(DNFなどの)得点しか得られない。
   各部門は参加数に応じてさらにクラス分けをすることがある。

23.表彰(JSAF外洋東海2006年度レース公示)
   参加数に応じて、それぞれの部門(クラス)の上位を表彰する。
  ・JSAF外洋東海5月親睦会(5月24日19:15縲怩Q1:00) にて表彰する。
   場所は参加艇に追って連絡する。

24.レース委員会
      大会会長     森岡 稔夫
      レース委員長   長坂 収  
      レース副委員長  坂谷 定生  岡 吉樹(VOC)
       ジュリー委員長  河内 道夫
所在(本部)
        5月2日(火)19:30より5月3日(祝)01:00迄
         衣浦ヨットクラブ クラブハウス TEL 0569竏窒V3竏窒Q426
        5月3日(祝)01:00より19:00迄
         VOC・志摩ヨットハーバー   TEL 05996竏窒U竏窒O933
      ※移動電話(携帯) 

25.緊急救助体制
 各艇からの連絡状況、気象・海象の状況等から遭難の可能性が高いとレース委員会が判
 断した場合は、当該艇から申告を受けた緊急連絡先に連絡し、協議のうえ海上保安庁に
 捜索要請を行うことがある。

26.緊急連絡先
    名古屋海上保安部   052竏窒U61竏窒S999
    鳥羽海上保安部    0599竏窒Q6竏窒S999
    (同)浜島分室    05995竏窒R竏窒O300
    衣浦海上保安署    0569竏窒Q2竏窒S999