第26回三河湾周遊及び第32回エリカカップヨットレース参戦記 WH部門 SHIKADAI 2018年05月25日 

   第26回三河湾周遊 及び 第32回エリカカップヨットレース参戦記 WH部門
                               SHIKADAI 前田孝子

 はじめに、ダブルハンドでレースに参加することについて、少し触れておきたいと思います。

 今乗っているYAMAHA33Sの前の艇は、YAMAHA26CEX クルージング艇でした。その前は、スナイプに乗っていました。スナイプはご存知のように沈をするので、年を取るに従い強風時に体力の限界を感じたことから、クルーザーに転向しました。26CEXもスナイプと同じように二人で乗っていました。レースに参加するようになりましたが、26CEXでのレースは他艇とのレーティング差が大きく、いつも一艇だけ離れてフィニッシュする孤独な?レースでした。他の艇が近くに見えるところでレースをしたいと思い、33Sを購入しました。

 購入した艇は、ショートハンド仕様(ヘッドセイルはファーラー、ジェネカーの短めのバウスプリットが備え付け)になっていました。購入後、さらにストロングトラック・イージーパック・2ポイントリーフを付けて、WH用に改良しました。

 YAMAHA33S SHIKADAIでレースに参加するようになって、2年目に入りました。しかし、26fから33fと大きくなったこと、スピンからジェネカーになったことなど慣れないことが多く、レースをするより二人で走らせるだけで精一杯な状態です。レース参加の他艇の皆様、レース運営の方、他いろいろな皆様に多大な迷惑をおかけして、本当に申し訳なく思っています(>_<)

 さて、やっと本題の三河湾周遊レースを振り返ってですが…
一艇だけのエントリーのWH部門優勝なので、レースについて語れる立場ではないです。ただ、ダブルハンドの良さを少し宣伝したい気持ちはあります。
 (1)二人そろえば、いつでも練習できる
 (2)失敗した時、どちらが悪いまたはお互いに悪いかが直ぐわかり、原因がハッキリ
    するので対応策も考えやすい
 (3)二人しかいないので専門性よりマルチ人間が望まれるため、ヘルム・クルーを固定せずおこないスキルの幅が広がる
三河湾周遊レースの1週間前に、ほぼ同じコースを練習しました。風も潮もちがうのでシミュレーションにはなりませんが、ジャイブやタックの基本動作の練習にはなりました。

 本番では、33S購入時に目標の一つであるレース参加の他の艇が近くに見えるところで走ることができました(^^♪。フィニッシュ後、風が強まりジェネカーダウンに苦労したこと以外は、楽しいレースでした。

 また、第32回エリカカップヨットレースでも微風が長くあったことから、三河湾同様に我慢のレースになりました。運も味方につけ辛くも連勝することができました。今回もWH部門の出艇数が4艇と少なかったので、今後は参加艇が増えてWH部門が盛り上がっていくことを願っております。

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